コードをAIレビュー向け「意味的マップ」に変換する「code2map」をオープンソースとして公開
—
株式会社エルブズ(本社:東京渋谷区渋谷2-9-8、以下 当社)は、オープンソースソフトウェア(OSS)として、ソースコードをAIレビュー向けの「意味的マップ(索引+分割片)」に変換するCLIツール「code2map」を公開したことをお知らせします。
本ツールは、当社が展開する開発支援AI「IXV(イクシブ)」の開発過程で生まれた実用ツールであり、OSS公開の第六弾となります。
code2map とは
「code2map」は、大規模なソースコードをクラス・メソッド単位で分割し、索引(INDEX.md)と行番号マッピング(MAP.json)を自動生成するPython製のCLIツールです。
AIによるコードレビューに適した形式に変換することで、レビュー精度の向上とフィードバックの正確な位置特定を可能にします。
主な機能・特徴
- 意味的分割
クラス、メソッド、関数単位でコードを分割し、AIが理解しやすい単位で出力 - 索引の自動生成
役割説明、呼び出し関係、副作用などを記載したINDEX.mdを自動生成 - 行番号マッピング
分割片と元ファイルの行番号対応をMAP.jsonで提供し、AIのフィードバックを正確に反映 - Python・Java対応
AST解析により正確なシンボル抽出を実現 - ドライラン機能
実際にファイルを生成せず、分割結果をプレビュー可能
利用シーン
- AIを活用したコードレビューの精度向上
- コード構造の可視化とドキュメント作成支援
- 大規模ファイルのAI処理を効率化
- 設計書作成時のコード構造把握
特に、大規模なソースコードをAIでレビューする際の前処理として、開発現場での活用を想定しています。
開発の裏側:IXVから生まれたOSS
本ツールは、当社が開発中の開発支援AI「IXV(イクシブ)」において、「大規模なソースコードをAIに効率的にレビューさせるにはどうすればよいか」という検証テーマから生まれました。
コード全体をそのままAIに渡すとコンテキストが膨大になり精度が低下するため、意味的な単位で分割し、索引と行番号マッピングを付与することで、AIのレビュー品質が向上することが分かりました。その成果の一部を切り出し、OSSとして公開しています。
ライセンス・公開情報
- プロジェクト名:code2map
- ライセンス:MIT License
- 対応環境:Python 3.9以上
- 対応言語:Python、Java
- 公開先:GitHub(🔗 code2map)
今後について
当社では今後も、開発支援AI「IXV(イクシブ)」の研究・開発過程で生まれた小さくても実用性のあるツールを、OSSとして継続的に公開していく予定です。
本ツールが、AIを活用したコードレビューに課題を感じている開発現場の一助となることを願います。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社エルブズ
お問い合わせ先メールアドレス:info@elvez.co.jp