買い物難民対策自治体事例「京都府南山城村実証実験」レポート無料公開開始
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株式会社エルブズは、買い物難民対策として、京都唯一の村 南山城村で行ってきた実証実験レポートの無料公開を開始いたしました。
今回公開した内容は、第一回〜第三回の実証実験です。
- 第一回実証実験(情報伝達実験)
- 第二回実証実験(業務遂行実験)
- 第三回実証実験(機能拡張実験)
実証実験を通して、様々な知見を得ることができました。第一回実証実験では下記のような結果を得られています。
- 高齢者であっても、タブレット端末・アプリケーションを利用できた
- 遠隔地にいる参加者同士でコミュニケーションをとることができた
- 旅行先にタブレット端末を携帯した参加者もいた
- 音声認識は、訛りの影響などからうまく機能しなかった
買い物難民対策アプリ
エルブズが実証実験に使用したスマホアプリ「御用聞きAI」は、Android版、iOS版を正式にリリースしております。
「御用聞きAI」をApp Storeで
御用聞きAI -対話で実現する 地方創生- – Google Play のアプリ
買い物難民対策への取り組み
南山城村と株式会社エルブズは、2016年3月より地域連携協定を締結し、買い物難民をアプリで改善するための取り組みとして、生活支援対話システムの開発及び実証実験を重ねて参りました。
株式会社エルブズでは、これらの実証実験を通して、2018年4月4日に高齢者生活支援対話システム「御用聞きAI」及び「エルブズアップス」として広くサービスを開始いたしました。
株式会社エルブズについて
株式会社エルブズは、生活支援対話システム「御用聞きAI」 & 「エルブズ アップス」を開発・提供する企業です。過疎地高齢化という大きな社会課題をビジネスで解決することを目標として活動しています。
https://elvez.co.jp/
買い物難民対策、交通難民対策サービス
エルブズでは、スマートフォンアプリ「御用聞きAI」を用いて、京都府南山城村地域を中心に買い物難民対策、交通難民対策などの実証実験を行い、高齢者生活支援対話システム「御用聞きAI」&「エルブズ アップス」をリリースしました。
御用聞きAIは下記ページからダウンロードが可能です。
タップで簡単、誰でも使えるAIアプリ 御用聞きAI
避難所・防災に関する情報をお寄せください
エルブズでは自治体情報を提供するポータルサイトを運営しています。避難所などの地域情報や自治体の統計データなどを公開いただけます。自治体を探すならエルブズ
参考情報
経済産業省 買い物難民 定義
経済産業省の定義によれば「流通機能や交通網の弱体化とともに、食料品等の日常の買物が困難な状況に置かれている人々」を指し、農林水産省の食料品アクセス困難人口」の定義は、「店舗まで500m以上かつ自動車利用困難な65歳以上高齢者を指します。店舗は、食肉、鮮魚、野菜・果実小売業、百貨店、総合スーパー、食料品スーパー、コンビニエンスストアが含まれます。」としています。
平成26年度商取引適正化・製品安全に係る事業 (買物弱者・フードデザート問題等の現状及び今後の対策のあり方に関する調査):経済産業省
買い物弱者(買い物難民)応援マニュアル
経済産業省では、先進事例とその工夫のポイントをまとめた「買い物弱者(買物難民)応援マニュアル」を公開しております。2018年9月12日時点の最新版は、ver3.0となります。
買物弱者応援マニュアル ver3.0:経済産業省