Excel設計書をMarkdownに変換する「excel2md」をオープンソースとして公開
—
in News
株式会社エルブズ(本社:東京渋谷区渋谷2-9-8、以下 当社)は、オープンソースソフトウェア(OSS)として、Excel設計書をMarkdown形式に変換するツール「excel2md」を公開したことをお知らせします。
本ツールは、当社が展開する開発支援AI「IXV(イクシブ)」の開発過程で生まれた実用ツールであり、OSS公開の第三弾となります。
excel2md とは
excel2md は、Excel形式(.xlsx / .xlsm)の設計書を読み取り、内容をMarkdown形式で自動生成するPython製の変換ツールです。
Excel設計書をそのままAIやLLMに渡すのではなく、AIが理解しやすい構造を持つテキスト形式に変換する前処理を目的としています。
本ツールは、設計書とコードの整合性をAIで検証するOSS「spec-code-ai-reviewer」の内部でも、設計書(Excel)をMarkdownに変換する前処理として利用しています。
主な機能・特徴
- Excel設計書のMarkdown変換
Excelブックの内容を解析し、Markdown形式で出力 - AI向けのCSVマークダウン出力
シート全体をCSVマークダウン形式で出力するモードにより、トークン効率を意識した構造や検証用メタデータの付与が可能 - Mermaidフローチャート生成
Excel内の図形やテーブル構造をもとに、Mermaid形式のフローチャートを生成 - 差分管理・検証に向いた出力
シートごとのファイル分割、ハイパーリンク表現の切り替え、不要な情報を省いた軽量出力などのオプションにより、設計書をテキストベースで管理・レビューが可能
利用シーン
- Excel設計書をAIで活用したい場合
- 設計書をGitで管理・レビューしたい場合
- LLMに渡す前処理を効率化したい場合
- Excel文化を維持したままAI活用を進めたい場合
特に、設計書 × AIの検証や実験を行っている開発現場での利用を想定しています。
開発の裏側:IXVから生まれたOSS
本ツールは、当社のAI開発支援プロダクト 「IXV(イクシブ)」の研究・開発過程で生まれました。
設計書とコードの整合性をAIで検証する中で、Excel設計書をAIに読ませる前処理の重要性が明確になったことが、開発のきっかけです。その成果の一部を切り出し、単体でも利用できる前処理ツールとしてOSS公開しています。
ライセンス・公開情報
- プロジェクト名:excel2md
- ライセンス:MIT License
- 対応環境:Python
- 公開先:GitHub (🔗 excel2md)
今後について
当社では今後も、AIと人が協調する開発現場を支える取り組みの中で、開発や検証の過程で生まれた実用的なツールを、必要に応じてオープンソースとして公開していく考えです。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社エルブズ
お問い合わせ先メールアドレス:info@elvez.co.jp